2013年06月25日

猫魔ヶ岳

先週末は、夏のハイキングの下見で福島へ行ってきた。往復は新幹線、郡山からは敬愛すべき栃木の岳人Tさん夫妻の車であった。

resize0206.jpg初日は磐梯吾妻スカイラインを通って浄土平、吾妻小富士の頂稜に立ちながら周辺一帯を俯瞰。湿原や硫黄の噴煙を上げる荒涼とした火山も見ながら、伸びやかで優しい吾妻の風情を満喫する。その後は猪苗代湖へ向かい、湖畔の天鏡閣へ向かった。ここは有栖川宮威仁(たけひと)親王が建立した別邸で、実に上品でいて質素な建造物であった。また、すぐ近くには奥様の慰子(やすこ)様の静養にと建造した迎賓館もあり、こちらも見学したが質素で美しいものだった。庭を歩いていくと突然視界が開けて猪苗代湖が見える様は、実に愛妻家の親王らしい意匠に思われた。

さて、宿は3月末にも利用した沼尻高原ロッジで、久々にかけ流し100%の熱めの風呂に身を沈めて至福の時を過ごした。

翌日は磐梯ゴールドラインを経て八方台から磐梯山の予定であったが、本番時のメンバーの体力と下山後の入浴等の時間を考慮して猫魔ヶ岳の下見とした。前夜の激論exclamation&questionを経ての決断だったが、歩きやすい道と華やかなで伸びやかな展望が最高で、実に良いルートであった。猫魔ヶ岳山頂からは磐梯山や猪苗代湖、また前方に連なる雄国沼などが美しかった。久しぶりに胸が高揚するのを感じた。

下山後は風呂を探して若干のドタバタ劇もあったが、夕刻には二本松へ抜け、3月末にオープンしたフリースクール「青い空」を訪問し、S夫妻を激励しつつ楽しいひと時を過ごすことができた。

988367_466221940137566_866280479_n.jpg考えてみると、かつてあった温泉やスパが使えなくなってしまったり、休業や廃業になるなど、やはり震災の影響は大きいのだとあらためて感じた。それでも、磐梯山は雄々しく、猪苗代湖は福島の心の鏡のように美しかった。「うつくしまexclamation×2福島」等というキャッチコピーをふと思い出していた。心の旅であった。

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2012年05月02日

小遠見山(五竜遠見尾根)

resize0179.jpgGW前半は、五竜の小遠見山へ行って来た。本来は夜行で白馬へ向かう予定だったが、諸般の疲れにより、朝立ちの五竜・小遠見山に変更した。

それでも、天気に恵まれ、快適な雪山を楽しむことが出来た。気温が高く、雪も緩んでいるので、ノーアイゼン、ノースパッツという実に身軽なスタイルで登高を続けた。約2時間で小遠見山(2007m)へ到着!白馬三山はもとより、唐松・五竜・鹿島槍など後立山連峰の大パノラマがこれでもかと眼前に広がる。この景色を見ずして、僕のGWはないと言っても過言ではない。

昨年は唐松から五竜へ抜けて、この遠見尾根をひたすら下ったことが懐かしく思い出される。今回はあえて五竜を目指さず、小遠見往復で神城の馴染みのペンションに投宿することに決めていたのだ。

resize0184.jpg翌朝は、近くの一夜山林道を歩いて長谷(ちょうこく)寺へ向かうと、桜が咲き始めていた。中に美しい枝垂れ桜があり、幾度もシャッターを切った。また、屋久島の紀元杉を思わせる杉の古木や林道沿いに顔をのぞかせていた蕗の薹なども大いに目を楽しませてくれた。

そんなわけで、山としてはやや軽かったが、ダイナミックな眼福にあずかり、自分の調子もまずまずだったので有意義であったとしておこうわーい(嬉しい顔)

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2012年01月07日

安達太良、復興の山!

新年山行は、福島の安達太良山へ行ってきた。趣味人倶楽部アルバム

DSC_0734.JPG正月明けに過去にも幾度か出向いていたが、今回は少しばかり事情があった。というのも、昨年3月下旬に行く予定が大震災のために小屋の方から「キャンセルさせて下さい」と連絡があり、中止になっていたからだ。その後の小屋の様子を含めてこの目で見たいと切に願い、激励をかねての山となった。

初日は吹雪いていたが、スノーシューのお陰で3時間のラッセルで何とか小屋にたどり着いた。約2年ぶりのくろがね小屋だ。小屋番の伊東さんと再会したときは喜びが溢れた。いつの間にかサポート学生のシュウちゃんも頑張っていた。白濁した湯に入り、だるまストーブの前でビールを飲む。客は僕一人で、しみじみと静かな山の正月を祝った。

夕餉はさすがにカレーではなく、持参した毛ガニ(前回は、ずわいがに3ばい)を始めに、おでん&豚キムチ&炙りチャーシューなどで盛り上がった。また、壁には登山者の寄せ書きが貼られており、その言葉にこもった温かい人情に感動した。自分も、「くろがね小屋は永久に不滅ですexclamation×2毛ガニを食べてがんばろーexclamation×2パンチ」と書かせてもらった。

DSC_0742.JPG結局夜通し吹雪き、朝は明るくなったが山頂は見えず、またまた登頂を逸することになった。しかし、温かい小屋の正月を満喫して、素晴らしい山となった。

最後に帰路の二本松駅で新設なった市民交流センターで、福島復興の味である「浪江焼きそば」を食することが出来た。その店内には「がんばろうexclamation×2浪江。ありがとう、二本松」と書かれた横断幕が貼ってあり、壁には激励の言葉が短冊に沢山書かれていた。

人も山も温かい。美しい福島を実感することが出来た。
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2011年12月29日

北横岳と原村ペンション

376021_197152467044516_100002492925478_394987_1701425599_n.jpg今年も押し詰まってきたが、昨日は雪見に北八ヶ岳の北横岳へ行ってきた。茅野駅には美濃戸口(南八ヶ岳方面)へ向かうバスに早くも登山者が多く集まっていたが、こちらはお気楽にピラタス行きのバスへ乗った。
ロープウェイを使って、あっという間に2200mの坪庭へexclamation×2そこには期待通りの白銀の世界が広がっていた。

まあ、正月の山の足慣らしexclamation&questionのつもりだったが、パウダーの極上の雪質のお蔭で1時間ほどで山頂へ到達した。途中、映画に出てきそうな茶色の軍服を来たお兄さんに出会ったが、なかなか面白い人がいるものだ。ついつい、「八甲田山ですかexclamation&question」と声をかけてしまった。

この日は、ピラタスのスキー場は大学生や家族連れで混んでいたが、山の人はめっきり少なく、静かで爽快な雪山が楽しめた。ピッケルもネパールevo(高所登山靴)も久しぶりだった。

山頂では南八ヶ岳のの赤岳や阿弥陀岳がぐっとせり上がり、目前には蓼科山がどかんと聳え、晴天の輝く太陽の向こうには、北アルプスが白い峰々を一堂に披瀝していた。穂高に槍ヶ岳、鹿島槍から五竜、白馬、そして立山に剣が、これでもかと純白の気高い姿を見せてくれたのだった。

下山後は、今回のもう一つの目的である原村のペンションへ寄った。夏に某組合のハイキングで貸切で使ったペンション野の花であった。ママさんとお兄さんに迎えてきてもらい、途中樅の湯で汗を流して、夜は皆さんと一緒に穴場のイタリアンレストランへ出向いた。お客が僕一人なので、4人連れの客はまるで家族そのものだった。

393974_197598846999878_100002492925478_396104_1246184853_n.jpgママさんは定年後の永住用に中古ペンションを購入し、この4月から生活し始めた。勿論、ペンション経営もしてきたが、何しろ最初の1年である。この冬場の寒さは想像をはるかに超えていたという。客も少ない上に暖房費もかさむというので、なかなか大変らしい。普段はペンションの相棒である娘さんもバイトの事務に出かけているという。まあ、そんなことも話ながら、この日はクリスマスとお正月を一緒にしたようなデイナーで大いに盛り上がった。結局、1泊朝食付の値段+夕食割り勘で約1万円であった。

今朝はペンションを出て、自然文化園〜八ヶ岳農業大学校を散策しながらバス停へ向かった。農業大学校の広大な敷地からは、阿弥陀岳と横岳西壁がくっきりと見えていた。良く見れば大同心や小同心も見えている。自分もかつては年末年始をこの八ヶ岳で過ごした時期があった。赤岳主稜や南峰リッジ、中山尾根などのバリエーション・ルートを行ったり、ジョウゴ沢でのアイスクライミングなども経験した。

今の自分にはお気楽な北横岳くらいでも十分だが、時にはもう一度ハードなルートを行きたいなどと思うこともある。そういう意味で、GWの白馬主稜が最後のexclamation&question夢なのだ。

409613_197599943666435_100002492925478_396126_1770041837_n.jpgまあ、今年最後の山として抜群の展望と雪質だった北横岳に感謝しながら、ペンションの皆さんの奮闘ぶりも分かって、久しぶりに気分転換ができたのは良いことだった。帰りの茅野駅には続々と登山者が押し寄せ、美濃戸口行きのバスに乗っていくのを見た。八ヶ岳、やっぱり人気があるのだなとあらためて感じた。どうか、事故がないようになどと思いながら、特急あずさ自由席の人となった。

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2011年12月19日

生藤山リベンジとゆず蕎麦

388652_191657814260648_100002492925478_378941_868968255_n.jpg晴れ晴天は、続く。今日は先日宿題となった生藤山(しょうとうさん)へ行ってきた。考えてみると、上野原駅で下車するのも初めてだった。

出発直前のバスバスに飛び乗り、終点の井戸で下車。軍刀利(ぐんとり)神社経由で稜線へ上がり、三国山から程なく生藤山(990m)へ到着。素晴らしい富士山が見えており、心が洗われるようだった。

ここからは、陣場方面(和田峠)を目指して稜線をゆく。程なく、茅丸(かやまる)に到着。ここが、今日の最高到達点(1019m)である。その後も順調に連行(れんぎょう)峰に至り、前回引き返した醍醐丸は巻き道を行って和田峠。そして、前回同様に陣馬高原下へ車道をのんびりと下ったのであった。

陣馬高原下のバス停では、時間があったので、山下屋で生ビール&ゆず蕎麦。これが、美味いの何のって、サイコーだったexclamation×2ゆずも大ぶりの輪切りで、ちゃんと食べられるように煮付けてあるそうだ。ここのおじさんは四代目らしいが、どうやら別人と勘違いされていたようで、やけに親しげに話しかけてくれて有り難かった。

405515_191706907589072_100002492925478_379088_89596580_n.jpg帰りのバスでも似たようなことがあったが、今日は初ルートを無事縦走し、美味い蕎麦も食べ、しかも前回よりも早い時間に下山したので、気分はサイコーであったわーい(嬉しい顔)。冬枯れの陽だまりハイクとしては、充実した1日となった。

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2011年11月20日

醍醐丸と猿

天気の回復の早さに、ふと思い立って和田峠から醍醐丸へ行った。本当は生藤山へと思ったのだが、少々時間が足りなかった。藤野からの縦走は次回にとっておこうと、今日は偵察にとどめた。ところで、陣馬高原下からは車道を行ったのだが、何と猿の群れに遭遇したのには驚いた。

resize0023.jpg道路の下から現れた数匹の群れが、落石よけの金網を上手に登ってゆく。こちらは、ここぞとばかりにシャッターを切ったが、初めてのことであった。もう少し上部でも、今度は金網を上から下へクライムダウン。車道を悠々と真っ赤にふくれあがったおいなりさんを誇示して去って行った。なんとも、珍しい光景だった。いつのまに、こんなに増えたのだろうか。

さて、和田峠から醍醐丸を往復した後は、和田峠の小屋でコーヒーブレイク。その後は、また一路車道を小走りに下った。バスの時間をタイムトライアルとして、登山靴でひたひたと忍者走りであった。たまにはこういうのも新鮮で、何とかギリギリでバスに間に合った。バスに乗って汗を拭いている内に夕焼けの里へ下ってきた。よし、ここで風呂に入ってゆこうと下車して、おおるりの湯で一浴、食事処で地ビール&ざる蕎麦であった。

DSC_0427.JPG何とも、暢気なお気楽ハイキングになってしまったが、まあ、こういうのもいいだろう。猿くんに会ったことや少しばかり色づいた紅葉も目を楽しませてくれたのだから。甲州街道沿いはいちょう祭りであったが、実に静かな山となった。

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2011年10月10日

白樺

resize0170.jpg久しぶりに高尾山へ行った。いつもより、少し早めに家を出たのは正解だったようだ。というのも、既にお手軽行楽の人出が出始めていたからである。いつもの琵琶沢を行きながら、結構倒木が目につく。やはり、先日の台風の影響だろう。小さい子を連れた家族連れをさり気なくかわしながら、10時半には山頂に立っていた。しかし、富士山は見えず、人は既に溢れそうになっていた。

あっさり、城山への道を行く。いつもの長い木段を下り、一丁平を過ぎると、倒木の合間に毅然と白樺が立っているではないか。以前から気づいてはいたのだが、今日は殊の外美しく健気に見えたのであった。そう、「白樺派だったな〜exclamation×2昔はわーい(嬉しい顔)」等と呟きながら行くのだった。

城山山頂では、おでん&ビールで昼飯とし、その後は相模湖側へ下山した。いつものように、千木良バス停先の天下茶屋で一浴して帰る。風呂が熱くて、バス停で風に吹かれるのが心地良かった。

土産は最寄り駅で、かぼちゃプリン3つexclamation×2帰宅後には息子と妻の胃に収まり、めでたしであった。
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2011年08月31日

八子ヶ峰ハイク

resize0114.jpg夏休み最後に、某組合ハイキングの引率で八ヶ岳前衛の八子ヶ峰へ行って来た。思えば、この夏は様々な旅が多く、山は初めてだった。

横浜の磯子からバスでの往復だが、僕が担当になって始めてから14回目になる。人数は20名前後で、けっこう常連さんが多い。中にはこのハイキングだけでお会いする方もいるくらいだが、それはそれなりに嬉しい再会となる。山の選択は2000m前後の中級山岳で、ロープウェイなどは積極的に利用し、時間もせいぜい4時間までである。年々、平均年齢が上がってきているので、今回も女神茶屋から上って本峰往復、ヒュッテ・アルビレオでの休憩を入れて3時間のコースとした。

天気が良ければ、蓼科山と八ヶ岳の大展望コースなのだが、残念ながら雲に覆われて展望はなかった。唯、時折晴れ間があり、車山や白樺湖は見えていた。トンボが多く飛び交い、山は既に秋を感じさせた。緩やかな稜線をたどり、ナデシコやマツムシソウ、アキノキリンソウなども目を楽しませてくれた。

resize0112.jpgそして、今回の目玉は、友人の母娘で営んでいる原村ペンションを借り切っての宿泊だった。この4月にオープンして、この日までに100名の方をお世話してきたようが、この母娘を皆で激励するのが今回のバスハイク最大の目的だったような気がする。

どうやら、山もペンションライフも共に好評だったようで何よりだった。最後に、宣伝を一つ!皆さんも、八ヶ岳方面へお出かけの際は是非、「ペンション野の花」をご利用下さいわーい(嬉しい顔)手(パー)

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2011年05月14日

静かな高川山

resize1263.jpgまさしく初夏を思わせる太陽の下、初狩の高川山へ行った。今日のお供は、愛弟子OBのZ君である。大学4年生の彼は就活に忙しいが、一息入れてはと誘ってみたのである。考えてみると、彼との山は昨年の蔵王(樹氷)以来だ。

それにしても、太陽が煌めき、薫風が吹き抜け、今日の高川山は最高であった。惜しむらくは、自分が風邪っぴきで息が苦しいことである。鼻がつまってるので、出だしの女坂でもけっこう息が上がる。それでも緑のトンネルは心地よく、すれ違う登山者もまばらで、静かでとても良い。

さて、約1時間で山頂だが、富士山が綺麗に見えていた。もう、ビッキーはいないが、この雄大なパノラマは変わらない。いつもの木箱を開けると、ビッキーのアルバムが更にバージョンアップしていた。凛々しいかつての姿も沢山見られ、今更ながら残念至極であった。

Z君はいつもの「鰺の押し寿司」弁当をせっせと食べている。彼は、これが大好物なのだ。そして、飲み物は野菜ジュース。なかなかヘルシーで良い。こちらは、おにぎりを頬張りながら、もう八幡荘の風呂&ビールを思い浮かべている。resize1260.jpg

下りは一気に男坂で、八幡荘へ直行した。珍しく、先行女性パーテイーも八幡荘へ向かっており、何故かうれしくなる。結局、いつもの景色の良い岩風呂は女性陣、僕らは初めての檜風呂であった。湯上がりは離れでいつもの、おでん&ビール。今日は、落花生とかりんとう、ひじきもついてきた。涼風が吹き抜ける畳の部屋で静かにご馳走をやっつけていく。後から来た女性陣も順調に瓶ビール(中)を飲んでいる。

resize1265.jpg鉄道好きのZ君は、就活もその路線でエントリーしているが、今日は束の間心の平安を得たようだった。「なるようになるってことさ」なんて、口に出して言わないけれど、伝わったかいなという5月の山であった。
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2011年05月07日

山岳映画「岳(ガク)」初日!

110507_1922~0001.jpg今日から山岳映画「岳」が公開された。初日ということもあって、仕事の帰りに立川へ出て早速見てきた。そして、その感想はexclamation&question

いやあ〜、主演の小栗旬が爽やかに力強く、人と山を愛する「島崎三歩」を好演していた。コミックでの三歩は、もう少しドヤ顔かなと言う気もしないではないが、小栗君の爽やかな山ばかぶりに引き込まれてしまった。そして、過去を抱えた救助隊員役で葛藤する長澤まさみも熱演、「山ってなんだろう」と映画の中で深い問いかけを自らと観客に示したのではないか。

作品の舞台は、奥穂高を始め、GWに歩いた八方尾根や遠見尾根のシーンも随所に現れ、僕としてはうれしい限りだった。雪焼けした顔が今は大分ほころんで、とっても汚い顔になっているが、画面の中の五竜や鹿島槍、白馬や不帰の稜線が懐かしく美しく飛び込んできた。また、山好きの女優市毛良枝さんや日本が誇るほんまもんのフリークライマー平山ユージもさり気なく小屋の客で出演し、喜ばせてくれる。110507_1922~0002.jpg

「なんだい、山岳救助隊は三歩頼みかよ」なんて言う人もいるかもしれないが、この映画を見た若い人が、「山って素晴らしい」「山に命をかけてる人がいる」「山は人生そのものなんだ」と思ってくれれば、最高ではないだろうか。オススメ、でっせ〜exclamation×2わーい(嬉しい顔)

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2011年05月05日

GWは白銀の尾根渡り(八方〜唐松岳〜遠見尾根)

resize1210.jpgGWの山は、八方から唐松岳へ登り小屋泊まり、翌日は五竜へ回り遠見尾根を下って来た。趣味人アルバム折しも白馬大雪渓では雪崩事故が発生しており、さすがに二の足を踏んだということもあった。

今回の山で唐松岳から五竜までの間が埋まったので、これで後立山連峰は種池から栂池までがつながったことになる。唐松岳頂上からは剣や立山、ちらりと槍ヶ岳も見ることができてうれしかったわーい(嬉しい顔)/初めて泊まった頂上山荘は混んでいたが、新装なった食堂は快適なスペースだった。

さて、唐松から五竜への稜線が今回の核心になったが、出だしの牛首の鎖場の下りにけっこう気を使った。resize1225.jpg先行のパーティーはシュリンゲ付きカラビナを鎖にかけ換えていた。この岩場を下り大黒岳を過ぎるとまた登り返しが続いたが、未踏のルートを一歩一歩埋めて行く楽しみは何物にも代え難い。横殴りの風にピッケル&アイゼンで俄然アルパインクライマーになりきるから面白い。唯、今回は五竜には登らずに、小屋でどん兵衛を食べて遠見尾根をゆっくり下ったのであった。そして、昨晩は馴染みのペンションに投宿、今日は午後早く帰宅した。

resize1237.jpgそうそう、八方では某お笑い登山隊のターちゃんに会い、小屋でも一緒になった。残念ながら一杯ビールやれなかったが、これも思い出に残ることだった。


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2011年04月10日

静かな高尾山

今日は小雨霧雨の中、高尾山へ行った。新学期で何かと気ぜわしさもあり、若干の疲れを感じていたので、自分に一息つかせたいという思いからだった。生憎の天気と自粛ムードのせいか、登山道にも山頂にも人影はまばらで、とても静かな高尾山を満喫した。

山頂ではいつもの大見晴亭は閉まっていたので、手前の曙亭にておでんと缶ビールであった。この店にもいくつかの色紙が飾られていたが、「ちい散歩」の地井武男さんのものが目にとまった。山頂から何も見えないというのも久々で、それでも自分は山本来の趣が感じられて良かった。


resize0380.jpg下りは参道を行ったが、ひとけのない飯縄権現でも山門でも、「被災地復興祈願」「国土安穏祈願」が大書されていたのには、胸を打たれた。こうでなくてはならない、僕らの高尾山はexclamation×2わーい(嬉しい顔)無言だが雄弁にメッセージを発していたのだ。

明日の花見では、このことも話題にするとしよう。
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2011年02月13日

雪の高尾山

久々に高尾山へ行ってきた。趣味人アルバム


110213_1513~0001.jpg先日の雪は下では積もらなかったが、山には雪があるのではと思ったからだ。その予想は的中し、6号路も稲荷山コースも山頂も、下山した参道にも多くの雪が残っていた。しかも、この雪のおかげでexclamation&question人が少ないのも実にうれしいことだった。

唯、低山の雪はけっこう厄介で、陽のあたらない沢沿いの6号路や山頂から奥の院までの雪面が大分凍結して滑りやすくなっていた。正直言うと、4本爪くらいの軽アイゼンが欲しいところだった。それでも、「オットット・・」という感じで、雪の高尾山を楽しく満喫した。

山頂では富士山が美しく迎えてくれたし、いつもの大見晴亭のたぬきそばも美味かった。その小屋では、相席になったおじいさんが「新潟の小千谷から来ましたよ。新潟の雪はすごいが、ここは晴れていて富士山も見えて最高です」と言っていたのが印象的だった。後からお仲間も来て、つまみをもらったりした。

下っては、ちょうど送迎バスが来ていたので、これまた久々にいい気分(温泉)ふろっぴいへ寄って風呂三昧であった。タオルを持っていると言ったら、何と800円だったのはうれしかった。いつもより長めに風呂に出入りして、入試で疲れた?心身を癒した。帰りのバスはも自宅のすぐ近くまで送ってもらい、何だか得した1日だったわーい(嬉しい顔)

ps、写真は、「ふろっぴい」にあったお雛様。
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2011年01月10日

新年の山を振り返る!

考えてみると、藤村に会いに行ったのかもしれなかった。小諸の山は、やはり、心の山だったのだ。趣味人アルバム

湯の丸山の上品さは、写真を見て頂けるとお分かりになると思う。高峰高原から、この湯の丸高原あたりは浅間山の外輪という位置づけになるが、どこか静かで上品な佇まいがある。僕は、そこに以前から惹きつけられていた。夏のシーズンには同僚や結婚する前の女房と、雪のシーズンには一人でしみじみ繰り返し登り続けて来た。

今回は新年の山として、かつて2度敗退したルートを空身&スノーシューで乗り越えたことに大きな意義があった。山頂へ抜け出たときの喜びはモンブラン以来のもので、大声で万歳三唱した。加えて、初めて懐古園や中棚荘を訪れ、島崎藤村のトレースも追った。文字通り、「濁り酒、濁れる飲みて、草枕しばし慰む」であった。

心に残る、正月の山となったようだわーい(嬉しい顔)

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2011年01月08日

無事、登頂!

110108_1257~0001.jpg絶好の天気に恵まれ、湯の丸山(2101m)に登頂した(^O^)/雪のシーズンに過去二度敗退したルートでの登頂だったので、嬉しさもひとしおだった。

成功の秘訣は、スノーシューと空身でのラッセルである。烏帽子山との鞍部にザックをデポして、勝負に出たのが良かった。それでも、2時間のラッセルはなかなかキツかった。途中でルートに迷った時は、カモシカの足跡を参考にした(*^-^)b

結局、5時間に及ぶ山だったが、会心の山となった。地蔵峠に下ってからは、歩いて今夜の宿である紅葉館へ。何度も来ているが、雪山賛歌が出来た宿である。
さあ、そろそろ寝ることにしよう。しかし、寒い。若い時は、あまり感じなかったのに…。
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2011年01月07日

只今、小海線!

110107_1032~0001.jpg新年山行は、久しぶりに小諸の湯の丸山にした。今回は初めて小淵沢から小海線で小諸へ向かっている。

今日はアプローチのみで、島崎藤村が泊まった中棚荘泊。懐古園も行っておこう。授業で小諸なる古城のほとりの詩をやったからね…(^O^)
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2010年11月13日

今日の高尾は、瓶ビール!


resize0779.jpg久々に、地元の高尾山へ行った。「紅葉まつり」の時期で人手の多さは予想していたが、その予想を遥かに上回る感じだった。いつもの6号路(琵琶沢沿いの道)も渋滞気味で、ここは出来るだけ大人しく行こうと無理せずにのんびり歩いた。

高尾山頂からは黄砂の影響か、富士山もうっすらとスカイラインが見える程度であったが、とにかく人が溢れており、憩う間もなく城山へと向かう。普段なら、陣場への銃走路に入ると一気に人が少なくなるのだが、今日は一丁平らの辺りまで高尾山頂でお昼を食べられない人たちが、そこかしこでお昼を食べていた。


resize0780.jpg城山山頂では、小屋のおでん&ビールでランチとした。売店で見ると缶ビールも瓶ビールも値段が同じなので、今日は瓶ビールと洒落込んだ。勿論、中瓶だが、「銘柄はどれになさいますか」と小屋のおばちゃんに聞かれ「ラガーでexclamation×2」と答えた。

その後は、相模湖へ向かってぽくぽく下り、1時半頃には千木良バス停近くの天下茶屋(弁天島温泉いい気分(温泉))で湯船の人となった。夏と違ってアブもいず、窓は全開で実に開放的だった。昼の風呂は先月の高川山以来だったが、やはり最高であるわーい(嬉しい顔)

高尾の紅葉はやや枯れ気味であったが、久々のゴールデンルート(僕にとって)を満喫した。この道を辿りながら、何度我が身を振り返ったことだろう。帰宅すると、まだ3時だった。

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2010年10月27日

鋸山ハイキング


resize0043.jpg昨日は、全校ハイキングで千葉の鋸(のこぎり)山へ行ってきた。1年の5クラスを率いてであったが、引率も12名と賑やかで楽しい山になった。久里浜からフェリーで金谷へ渡るのだが、わずか30分程度であっても海を越えていくのは情緒がある。ふと、利尻&礼文へ渡るフェリーや春に行った大分の佐伯から高知の宿毛へ渡ったフェリーの旅を思い出していた。

鋸山自体は400mにも満たない低くうねるような山だが、石切場として利用された山で、あちこちに切り出した絶壁が特徴のある景観を作り出していて面白い。雰囲気がちょっと横須賀の鷹取山にも似ている。磨崖仏や五百羅漢、大仏などもあって散策には事欠かない。しかも、地獄のぞきのような見晴らしスポットもあり、東京湾が意外に美しく穏やかに眼下に広がっている。

僕はいつもの鉢巻きスタイルで適当にみんなの写真を撮りまくっていた。教えているクラスの生徒からは、「今日は舌を出さないんですか」などと言われてしまった。それは、夏のモンブランでガイドと一緒に撮った写真が、親指立てての「舌出し」ポーズだったからである。「今日は、出ないな〜!」などとまたスナップショッを撮り続け、逆に携帯写メで反撃されるのだった。

午前中は曇天だったが、昼前から太陽が顔を出し、本当に長閑でゆるりとしたハイキングになった。惜しむらくは、金谷の温泉に入れなかったことだが、久里浜へ帰って解散後、約4時間にわたって反省会が繰り広げられ、二階堂という焼酎の一升瓶が空になってしまったことを付記しておこう。
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2010年08月24日

八海山、本番!

しかし、暑いexclamation×2日中はもう外へ出られないという感じだ。何せ、熱中症で搬送された方が全国で4万人いるというのだから驚きだ。亡くなった方も145人、特にお年寄りが冷房を使わずに亡くなるという例が多いそうだ。全くもって、信じられない世の中になったものである。


resize0589.jpgさて、先週末は某組合のバスハイキングで越後の八海山に行って来た。メンバーは21名、男女半々というところだが、平均年齢はいささか高い。それでも、スタートしてもう13回目になる。恒例夏のハイキングが、本当に「高齢」になってきた。そして、僕は頼りないガイド兼ポーター役をずっと続けているのである。

以前に記した下見の時はかなりの暑さだったが、今回は山自体は雲も適度にかかって、若干涼しかった。ロープウェイを利用して、4合目から6合目の女人堂までを何とか無事に往復した。途中、モリオアオガエルの自生地である漕ぎ池で一息入れ、避難小屋のある6合目まで一気に登った。最後に若干の岩場も出てくるが、皆さん無事にこなして6合目へ到着するとそれぞれに大きな歓声があがり、表情がいっぺんに和むのだった。

足が弱くなり、ここ数年はベースキャンプで待機しているナベシゲ親分から託された八海山のミニボトルをみんなでキャップ一杯づつ回し飲みし、霊験新たかな山ノ神に感謝を捧げた。目前に大きく聳える薬師岳(7合目)は雲に覆われていたが、下山時には山頂付近が時折顔をのぞかせ、その険要な岩峰を誇っていた。

六日町の温泉へ投宿してからは、夜は夕食宴会にカラオケ、更に部屋でも飲み会が続いたが、あえて詳細は省く。強いて言うなら、モンブランの報告とわずかに残ったお土産を巡ってジャンケン大会を行い、大いに盛り上がったということくらいか。初参加の方が「私なんかがもらって、いいんですか」と恐縮していたが、そんなことは全く気にする必要がない。何故なら、もう共に八海山に登った仲間なのだから・・。


resize0579.jpg翌日は、越後一の寺である雲洞庵や塩沢宿を見学し、原田農園でモモ狩りやりんご狩り(ちょっと早いが)などをして、夕刻には帰浜した。雲洞庵の門前で撮った集合写真は、どこか古い時代の修学旅行のような雰囲気であり、山頂とは違って自分も少しだけおすましをしながら写ったりした。(隣のナベシゲ親分が校長で僕が担任exclamation&question

まだまだ青いりんご(津軽)をかじりながら、そう言えば昨夜請われて、「私鉄沿線」など歌ったなと思い出した。また、某朝ドラの「ありがとう」も歌ったが、キーが合わずに苦労したこともexclamation×2

夏の新潟は暑いが、田んぼの稲穂の緑が美しかった。もうじき実りの季節を迎えるのだなと思いつつ、塩沢宿で飲んだコシヒカリビールの濃い味も思い出していた。様々な仲間と旅の中に我が身を置く。漂泊の魂を感じながら、どこか優しく包まれている感覚もある。遠くへ来たなというのが旅愁であり、遠くへ来たからこそ帰りたくなるのだろう。

自分の旅は、いつまで続くのだろうか。


posted by sotoyan at 15:59| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

無事登頂!


resize1768.jpg本日(現地4日)の7時半、無事にモンブランに登頂exclamation×2ヨーロッパ・アルプスの最高峰(4810m)に立ったexclamation×2感無量。しかも、同行の5名全員が登頂できたのだから、なおのこと嬉しい。最高齢は68才で60代が3名、50代が2名、女性が1名ということで、今回のアルパインツアー社主宰のモンブラン登山は成功と言えるだろう。

思えば、3日がかりの山頂だった。初日はシャモニーからテートルース小屋(3178m)まで。2日目はモンブランのアタック小屋であるグーテ小屋(3782m)まで。そして、最終日は午前2時半に小屋を出発し、ひたすら雪稜をたどって5時間かけて登頂。そして、その日のうちにシャモニーへ下山という行程であった。


resize1771.jpg現地主任ガイドのパトリックに先ず感謝したい。そして、本番のアタック時に共に山頂に立ったアルブ・ガイドにも同様に感謝したい。彼等の適確なガイドがなければ、今回の登頂はなかった。また、同行の皆さんにも感謝したい。未だ仕事にも山にも意欲的に取り組んでいられる姿に、50ではまだまだ「ひよっこ」の感を深くした。


resize1772.jpg詳しい報告は帰国後としたいが、先ずは第1報である。メルシー・ボクわーい(嬉しい顔)exclamation×2

posted by sotoyan at 08:52| Comment(7) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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