2013年09月22日

湯立人温泉

DSC_0204.JPG「ゆたんと」と読む。中央線の猿橋駅から歩いて15分ほど、一見何でもない民家なので、ここがお風呂屋さんとはとても思えない。唯、玄関わきに「営業中」の看板が下がってるだけである。そして、出てきたのは70過ぎの優しそうなお婆ちゃんだった。

今日は女房と大月の岩殿山へ行き、帰りに真木温泉へ寄ったのだが、何と「日帰り温泉やってません」とのこと。せっかくタクシーで行ったというのに、それはないだろう。そう言えば以前にも一度断られている。昔は山人に優しい温泉だったのに、ちょいとリフォームして格式高くなってからはこの有様である。もう二度と行かないから覚悟しておけよ、ベラボーめexclamation×2

と半分本気で怒っているが、タクシーの運ちゃんが「山の人が良く寄る、猿橋の湯へ行ってみますか」というので、「是非!」とばかりに出向いたのが、この「ゆたんど」なのである。何でもお婆ちゃんが足腰立たずになった時に湯につかったら良くなったというので「湯立人」と命名されたらしい。「私のボケ防止なんですよ」と笑うお婆ちゃんは、仏様のように優しい。

935942_513398198753273_1458136438_n.jpg小さな家庭風呂を整備して、洗い場は広い。そして、しきりの壁は低い。何より、休憩所の大広間がいい。ホントに田舎のお婆ちゃんちのような感じだ。扇風機と自然の風が心地よく、昼寝をするにもってこいだ。また、お婆ちゃんが出してくれた麦茶とミニトマトの美味しいことと言ったらなかった。

「こういう場所がいいんだよ」、横で昼寝している女房を見ながら、休日の午後をゆったりと過ごした。
posted by sotoyan at 22:38| Comment(2) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月15日

パラグライダー第2弾、モンブラン!

1239547_508426102583816_500853686_n.jpg先週末の金曜日夕刻、本校の事務所前ピロテイーである記者会見が開かれた。先月、富士山からパラグライダー飛行を成功させた浅野君の第2弾、モンブラン山頂からのフライト成功記者会見である。学校の部活ではなく、個人的な修行の末の成果であるが、日本人として最年少記録であることは言うまでもなく、「夢にチャレンジする」彼の偉業を正式に世間に報告することは重要な意味があった。

「性格雄大で真摯な男子の育成」が本校の建学の精神なのだから、これほどドンピシャな事例もないだろう。甲子園の野球だけではなく、様々な意味で在学中の仲間や未来の後輩や2万人以上のOB諸氏へも激励になる偉業と言える。

唯、正直言うと僕はモンブランはまだ先だと考えていた。何しろ2学期が始まっていたし、浅野君はパラの修行は積んでいたが雪山の技術は十分でなかったからだ。しかし、富士山から飛んだ彼は、その勢いを持ってフランスへ飛び、現地で山岳ガイドの訓練を受け、高度順化もして、晴天の機会も得て一気呵成に大記録を達成してしまった。若いということは恐ろしいものだと舌を巻くしかなかった。

記者会見では校長やパラ指導の川地さんに囲まれながら、目をキラキラさせながら記者の質問に答える浅野君は頼もしい限りだった。それとは対照的にお母様は若干神妙な表情で会見の成り行きを見つめていた。唯、そのお母様とも「おめでとうございます!良かったですね」と挨拶に行った所、「ありがとうごいざます!」と抱き付かれんばかりの感激ぶりだったのが印象的だった。

1231481_508413912585035_1173177794_n.jpgかつて山岳部の顧問であった僕は、もし、現在も山岳部があればこの日の浅野君の記者会見が更にフォーマルにサポートできたのにと若干残念な部分もあった。しかし、いずれにせよ、一大殊勲であることは間違いなく、僕にとっても嬉しいこと限りがなかった。

「私も3年前にモンブランに登りましたが、まさか、その山頂からパラで飛ぼうとは考えてもみませんでした。それをやってのけた彼には最大級の賛辞を贈るとともに、今後の彼の活躍をしかと見届けてゆきたいと思います」そんなコメントを胸の中で繰り返しながら、教え子の晴れ姿を見守ったのであった。
posted by sotoyan at 08:59| Comment(2) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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